産業医が事業者を訪問するために必要な時間は?
産業医は顧客を訪問した際に、衛生委員会への参加、職場巡視、作業環境管理、作業管理、健康管理、労働衛生教育などの業務を行います。
参照:産業医
参照:産業医
この業務に必要な時間は?
産業医の勤務時間について業種別、事業規模別の統計があります。業種別の産業医の勤務時間
業種 | 産業医月間勤務時間 | 産業医年間勤務時間 |
建設業 | 2.7時間 | 32.4時間 |
製造業 | 3時間 | 35.4時間 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 6.5時間 | 78.0時間 |
運輸・通信業 | 3.7時間 | 44.1時間 |
卸売・小売業・飲食店 | 3.3時間 | 39.2時間 |
サービス業 | 2.2時間 | 26.2時間 |
事業所規模別の産業医の勤務時間
労働者数 | 産業医月間勤務時間 | 産業医年間勤務時間 |
50-99人 | 2.3時間 | 27.4時間 |
100-299人 | 3.2時間 | 38.2時間 |
300-499人 | 5.9時間 | 70.3時間 |
500-999人 | 11.4時間 | 137.0時間 |
産業医契約で定める時間
上記の統計から、当社の産業医契約において産業医の訪問時間について、10-49名の事業場では1-2時間/月
50名以上の事業場では2時間/月
300名以上の事業場では3時間/月
と定めることが多いです。
ストレスチェックの高ストレス者に対する面談、不調者の面談などの臨時業務がある場合には、時間の延長や追加訪問を行うことがあります。