「事業場」の読み方。じぎょうじょう?じぎょうば?
職場のことを「事業場」や事業所と呼びます。「事業場」は正しくは「じぎょうじょう」と呼ぶようですが、産業医や監督官の一部は「じぎょうば」と呼ぶことがあります。わたくしとしてはどちらでもいいと思っていますが、相手に不快感や違和感を与えないように、職場を指す際には事業所(じぎょうしょ)、事務所(じむしょ)、時に○○工場、○○事務所というような言葉を用いることがあります。
「事業場」の読み方
「事業場」は正しくは「じぎょうじょう」と読みますが、産業医や労働基準監督署の監督官の一部では、慣用的に「じぎょうば」と読まれることがあります。
「事業場」は労働安全衛生法に多く登場します
「労働安全衛生法および関係政省令では、「事業場」という用語が頻繁に用いられています。「事業場」の要件を満たすかどうかによって、法令上の義務が発生します。
一般に「事業場」とは、事業活動を行う一定の土地や建物を指します。
条文上の使用例
安全衛生法や関係政省令では以下のように、条文中内で頻繁に登場します。
産業医の選任義務
常時50人以上の労働者を使用する事業場において、産業医を選任する義務がある(安衛法第13条)安全管理者・衛生管理者
常時50人以上の労働者を使用する事業場において、安全管理者・衛生管理者を選任する義務がある(安衛法第11条・第12条)安全衛生委員会
常時50人以上の労働者を使用する事業場において、安全衛生委員会または衛生委員会を設置する義務がある(安衛法第17条・第18条)2つの事業場が近くにある場合は同じ事業場?
事業場の判断は、土地や建物の状況を基準として行われます。事業活動を2つの建物で行っており、その間に公道がある場合は、原則として異なる「事業場」となります。一方、同一の高層ビル内で、2階と8階のように複数のフロアを使用している場合は、通常は同じ「事業場」として扱われます。