第13次労働災害防災計画が2018年4月から開始
厚生労働省が5年に1回、労働災害防止計画を作ります。
第13次労働災害防災計画(13次防という)は2018年4月からの防災計画で、今後5年間で国や事業者(会社)が取り組むべきことが記載されています。
第13次労働災害防災計画(13次防という)は2018年4月からの防災計画で、今後5年間で国や事業者(会社)が取り組むべきことが記載されています。
13次防が監督署の指導の基準となる
厚生労働省を頂点に、各都道府県の労働局、各地域の労働基準監督署というピラミッド構造で労働安全・衛生に関する行政業務が行われています。厚生労働省が定めた防災計画に基づき、労働局、労働基準監督署は計画の内容を具体化し、数値目標や指導内容を定めます。この内容に基づいて労働基準監督署が各事業場を臨検・指導します。
第13次防災計画に記載されている目標
主な項目は次の通りです。- 死亡者数と死傷者数を減らす
- 建設業、製造業及び林業は死亡者数を減らす
- 陸上貨物運送事業、小売業、社会福祉施設及び飲食店は死傷者数を減らす
- 事業場外に仕事上の不安などを相談できるようにする
- メンタルヘルス対策に取り組む
- ストレスチェック結果を集団分析して活用する
- 化学物質のラベル表示とSDSの交付を行う
- 第三次産業及び陸上貨物運送事業の腰痛による死傷者数を減らす
- 職場での熱中症による死亡者数を減らす
当社では13次防に基づいてお客さまに情報を提供しています
当社では衛生委員会などを通じて最新の情報をお客さまに提供し、健康、労働安全、労働衛生に関する問題に対してサポートしています。労働基準監督署が臨検する際は13次防の内容を中心に実施されるため、試験対策(臨検対策)としても13次防の内容を事前に取り組むことをお勧めします。