衛生管理の知識

労働基準監督署に提出する書類

事業者は労働基準監督署に様々な書類を提出する必要があります。
提出する書類は労働安全・衛生体制に関する報告と、労働安全・衛生活動の結果に関する報告に分けられます。
監督署への報告は事業者の義務です。衛生管理者が監督署に出向いて提出することが多く、産業医が監督署に行くことはありません。

労働安全・衛生体制に関する報告

職場の安全や衛生管理体制についての報告です。
きちんと法令に従って有資格者が選任されているか、設備が設置されているかについてのものです。
この中では衛生管理者と産業医選任報告を提出する機会が多いです。
  • 総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医の選任報告
  • 局所排気装置摘要書
これらの項目については監督署の臨検時に確認されます。

労働安全・衛生活動の結果に関する報告

職場の安全や、衛生活動についての報告です。
きちんと法令に従って健康管理が行われているか、労災が起った際にきちんと報告を行っているかについてのものです。
この中では、定期健康診断報告書と心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書(ストレスチェックの結果報告)を提出する機会が多いです。
  • 定期健康診断報告書
  • 有機溶剤等健康診断報告書
  • 心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書
  • 労働者死傷病報告
これらの項目についても監督署の臨検時に確認されます。

監督署への報告書の見本を用意しています。

当社は多くの企業で報告書の作成に協力しています。
これらの報告書の見本を用意しております。
参照:報告書の書き方

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