衛生委員会当日のタイムスケジュール
多くの事業場で衛生委員会を実施していますが、衛生委員会当日のスケジュールは概ね同じです。
お客さまのご希望に応じて、スケジュールを調整して開催しています。
お客さまのご希望に応じて、スケジュールを調整して開催しています。
衛生委員会当日のスケジュールの例
衛生管理者や人事労務担当から時間外労働と労災の報告(5分程度)
月に法定労働時間を30時間や45時間を超過した場合、その方が所属する部署名、役職、時間外労働が今後も続くかどうか、36協定を満たしているかなどについて伝えていただいています。労災が生じた場合には業務内容、場所、原因、対策についてご報告をしていただいています。
衛生管理者や人事労務担当から前月の職場巡視での指摘事項と、その後の対応を報告(5分程度)
職場巡視で認められた危険な場所について、リスクアセスメントを実施して対応を行うことが理想です。以前に指摘されたことが解決したか(リスクが減ったか)についてもご報告をしていただいています。産業医から衛生や健康に関する講話(15分程度)
セルフケア、ラインケア、ストレスチェックの活かし方、インフルエンザ、ノロウイルス、花粉症、リスクアセスメント、腰痛、受動喫煙、過重労働、作業環境測定などについて産業医が説明をします。お客さまのご要望や、厚生労働省が定める審議すべき事項からテーマを決めています。
全員で産業医が取り上げたテーマについて審議(5分程度)
なるべく全員が一言は話せるようにしています。各委員から職場での衛生や健康の問題点を報告(10分程度)
事由闊達に話をしていただいています。各委員はその職場の代表としてご参加していただいていますので、職場の意見が委員を通じて衛生委員会で審議できるようにしています。
衛生委員会の終了後
健康診断の確認、職場巡視や不調者との面談などを実施します。人事労務担当から休職者などの現状をご報告いただくこともあります。
労働基準監督署からの指導があった場合には対策について話し合います。
衛生管理者や人事労務担当がすみやかに議事録を作成し、産業医へ報告します。その後、所定の場所に置き、3年間保存します。
問題点は放置せず、5w1hで取り組もう
衛生委員会を実施した後は議事録を作成しただけで終わらせず、委員会で明らかになった問題点を5w1h(※)に落とし込み、改善していくことが重要です。※5w1h:いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)
咳をしている人が多いということが話題に上がれば、咳エチケットのポスターを社内に掲示します。インフルエンザワクチンの助成金が話題に上がれば、健保組合への助成金の申請方法や助成額について周知します。衛生委員会で発言しても何も変らないという雰囲気は作らないようにします。
当社が大切にしている衛生委員会のポイント
健康や衛生に関する資料をご用意しています。
衛生委員会をはじめて運営する企業さまからのご依頼をたくさん請け負い、経験が豊富です。一からサポートをいたします。
衛生委員会に参加する委員から意見が出やすい雰囲気づくりをします。
当社は衛生委員会の立ち上げ、運営の経験が豊富です。