医療施設からの講演会の依頼
医療施設から働き方改革についての講演会依頼がありました。
厚生労働省は医療・介護施設を労働災害の重点業種と設定しています。
講演会では時間外労働、メンタルヘルスについてだけでなく、リスクアセスメントや腰痛などについても説明をしました。
厚生労働省は医療・介護施設を労働災害の重点業種と設定しています。
講演会では時間外労働、メンタルヘルスについてだけでなく、リスクアセスメントや腰痛などについても説明をしました。
医療施設の労働環境の特徴
病院、診療所、クリニックのことを医療施設と言います。老人ホーム、介護施設などの社会福祉施設も 医療施設と同様の特徴を持ち、他業種よりも心身の負荷が大きいと言われています。
以下のような特徴があります。
- 人を扱うため緊張感が常に持つ必要がある
- 患者さんや入所者さんを移動させる時に腰痛のリスクが高い
- 深夜労働のために睡眠障害などのリスクが高い
- 労働者不足が深刻なため、一人あたりの労働負荷が多い
- 外国人労働者が増えており、コミュニケーションや文化の違いなどの点で対人関係のストレスが多い
医療施設、社会福祉施設における腰痛
腰痛は、業務上疾病の発生総数のうち6割以上を占め、この業種では、腰部に過重な負担がかかる作業が多いため、腰痛が多発しています。
厚生労働省から「介護作業者の腰痛予防対策チェックリスト」が公表されており、チェックリストに従って対策を実施する必要があります。
特に患者さま、入所者さまを運ぶ際には機械化を行ったり、複数人で対応したり、運ぶ際の体位を確保することが大切です。