衛生管理の知識

当社とスポーツの関わり

当社の代表は日本体育協会のスポーツドクターです。当社は産業医業務を通じてスポーツによる健康経営のサポートを積極的に行っています。
生活習慣病やメンタルヘルスに対しての運動の処方、スポーツテレビ局での勤務、イベント会場や競技場での救命救急処置や熱中症対策、スポーツ選手のメンタルヘルス管理などを行っています。

日常生活に運動を組み込もう

首都圏で働かれている場合には、自宅や職場から駅までの歩行はウォーキング代わりになります。最寄り駅から一駅前で乗車(下車)をすると、目的地までの歩く距離や時間が増えます。
昼休みに職場の周りを30分ほど早歩きをすることも日常生活に組み込みやすい運動の方法です。
休日や夕方にフィットネスに通うことも大切ですが、お金や時間を有効に使うためにも、日常生活の中で無理をしないほほうで運動を取り入れることが健康維持のために必要だと思います。
体重が増えた、座り仕事をしている、運動をする習慣が無い場合には、1日30分、週4日のウォーキングを目安に運動をご検討下さい。

運動は無理をしない、フェアプレーが大切

運動には大会のため、ダイエットのため、生活習慣病のため、楽しむためなど様々な目的があります。
オリンピックや国体を目指している場合には別かもしれませんが、日常生活における運動は無理をしないことが大切です。
無理をすると体へ悪影響を及ぼすだけでなく、運動の習慣が長く続きません。
また、多くのスポーツ競技は1人ではなく集団で行うものであり、相手を尊重して活動をすることが必要となります。
スポーツ競技によっては握手、礼などを行うことがあり、これは相手を尊重するフェアプレー精神による行為です。
医師として、スポーツ選手から薬について質問や依頼を受けることがあります。あくまで医学面や倫理面で適切かということを判断した上で対応をしています。

ドーピング検査とは

スポーツ選手(アスリート)が、スポーツにとって過度な影響がある薬を利用してるかどうかを調べるものです。
一部の薬はアスリートの健康への有害作用が認められ、重大な病気に関連していたり、寿命が短くなることがあります。
ドーピング検査を受けることは選手の責務です。

アンチ・ドーピング使用可能薬リスト

競技会レベルに出場するスポーツ選手はドーピングに引っかかる可能性がある薬を避けることが必要です。
アンチ・ドーピング使用可能薬リストは下記にまとめられています。
アンチ・ドーピング使用可能薬リスト